2022/02/26 22:54
突然、これまでの記事と脈絡のないテーマですが、先日突然、お風呂で思いついたので今回のテーマとしました。笑
子供の頃から
鉄道が好きで、よく大阪駅へカメラを持ってお出掛けしていました。
「ダイヤ改正」は楽しみの一つで、新しい名前の列車が誕生したり、新型車がデビューしたり、ワクワクしたものでした。
私の世代ですと、北陸特急「サンダーバード」なんてのは「つい最近」の列車で、当時は特急「雷鳥」。そして、とある年に展望車の付いた「スーパー雷鳥」がデビューしたのですが、デビュー翌日には大阪駅で写真を撮っていました。

また、団子鼻の0系新幹線しかなかった時代、初めて新型の100系新幹線がデビューした時は、実際に乗るのが待ち遠しかったものです。
乗る機会はなくとも、駅で出会うと0系そっちのけで写真に収めていました。
鉄道模型でも、SLよりも、この100系新幹線をすぐに集め始めたものでした。
子供の頃は「新しいもの」「カッコいいもの」が興味の対象だったと思います。

では今は?
と言うと、国鉄型電車と呼ばれる、おおさか東線の201系や、奈良線の103系に心惹かれ、岡山ー島根を走る特急「やくも」の381系は機会があるごとに乗ってみたり。
最近では、上越新幹線の2階建て新幹線E4系MAXや、特急「踊り子」の185系の引退を惜しみました。
鉄道模型では、225系やE235系よりも、ボンネット型特急など、国鉄型の車両が興味の対象ですね。

はて?
歳をとると懐古趣味になるのは何故?
脳科学の面からはいろいろな先生が研究されていることでしょう。どこかに「正解」もあるのかも知れません。
ここでは「私なり」の一つの答えらしきものを思いついたので書いてみます。当たっていると思う方、ちゃうんちゃう?(違うんじゃない)と思う方、それぞれあって大歓迎です。
私なりの答えは
「歳を重ね、いろいろ経験した結果、『有ったものが無くなる』ということをたくさん知ったから」
です。
子供の頃は、小学生なんて永遠に続くくらいの感じで、卒業・進学は人生初の(当然)ビッグイベントでした。
それが40年も生きていると、自身の卒業とか転職だけでなく、フィルムカメラも(ほとんど)なくなり、PHSもしかり、JRのオレンジカードしかり。
鉄道でも、根拠もなくずっとあるもんだと思い込んでいた0系新幹線もなくなり、ブルートレインもなくなり、寂しさを感じたものでした。
こうして「有ったものが無くなる」そして「寂しい」ということを経験した結果、「これも近いうちになくなるんだよ、寂しいね」と、心を惹かれるようになるのかな?と思った気持ちを書き残してみました。
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2022.2.26