2022/05/21 15:26


津軽鉄道は、青森県の津軽五所川原駅と津軽中里駅の間、およそ20キロの距離を40分前後で走っています。
起点の津軽五所川原駅には車庫が併設されていて、訪問した10月には、冬場に運行されることで有名なストーブ列車の客車が、その時を待っていました。
通常の運行は、下の写真のような、ボックスシートのディーゼル車。車窓には田園風景が広がります。



終点の津軽中里駅は、現在は単線で到着した列車がそのまま折り返す1面1線のプラットホーム。
かつて栄えた終着駅の雰囲気を伝える、使われていない転車台と、閉鎖された木造車庫が、今も残っています。
津軽鉄道は、冬のストーブ列車でスルメをいただきながら乗るのもオツですし、春の桜や、秋の紅葉も素晴らしいですが、芦野公園駅付近は森の中を駆け抜けるように感じられる区間もあり、これからの季節もまぶしいグリーンシャワーを浴びるのも最高だと思います。
お近くの方は、森林浴も兼ねてお出かけされてはいかがでしょうか。

2022.05.21